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書誌詳細
災害看護学・国際看護学
- 著者名庄野泰乃, 内木美恵, 東智子編集
- 出版者医学書院
- 出版年2024.1
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号40002860
- 請求記号492.9-K-第5版
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書
- 所蔵館別館(看護棟)
- 配架場所シラバス
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名災害看護学・国際看護学
- 書名ヨミサイガイカンゴガク・コクサイカンゴガク
- 著者名庄野泰乃, 内木美恵, 東智子編集
- 著者ヨミショウノ,ヤスノ
- 叢書名系統看護学講座
- 叢書番号専門分野 . 看護の統合と実践||カンゴ ノ トウゴウ ト ジッセン ; 3
- ISBN9784260053013
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- ページ10, 380p
- サイズ26cm
- 価格2750
- 注記執筆: 竹下喜久子 [ほか]
文献あり
索引: 巻末
背に「2432」の表記あり
- 内容近年の災害における支援活動の特徴・課題や、国際的な防災・減災の動向など、最新の情報をわかりやすく解説しています。基礎から実践までを網羅した充実の内容で学生の理解を促し、さらに応急処置・搬送法の動画も収載しています。
第1章では、看護とグローバリゼーションとの関係に触れたうえで、現代社会における災害看護と国際看護の必要性と関連性について述べています。
第2章では、災害医療・災害看護の基礎知識から、災害サイクル別・被災者別に具体的な災害看護の内容を取り上げています。とくに今回の改訂では、災害時に特有の健康障害やアセスメントのほか、災害医療体制、多職種連携、さらに避難所や仮設住宅における看護の解説を充実させました。また、こころのケアについても述べています。
第3章では、地震災害に関する発災直後・急性期・亜急性期・慢性期・復興期、それぞれの看護展開を模擬事例によって紙上演習的に学ぶことができます。今回の改訂では、被災地に派遣される看護の視点だけでなく、被災病院に勤務する看護師の視点でも展開しています。
第4章の国際看護学は、前版より内容構成や著者陣を一新し、事例を追加してより充実した内容となりました。国際看護学に関する基礎知識から、在留外国人への看護、文化を考慮した看護、開発協力・国際救援における具体的な国際看護の展開までを学べる内容となっています。
第5章では、災害看護学・国際看護学における教育・研究に関して留意すべきことについて述べています。
目次
第1章 災害看護学・国際看護学を学ぶにあたって (竹下喜久子・庄野泰乃)
A 看護とグローバル化した社会
1 グローバル化の影響
2 看護職者に求められるグローバルな視点
B 求められる災害看護学と国際看護学
1 災害看護学と国際看護学を学ぶ意義
2 災害看護・国際看護の原則
第2章 災害看護学 (内木美恵・東智子ほか)
A 災害看護の歩み
1 災害看護のはじまり
2 災害看護の組織化
3 災害看護の発展
B 災害医療の基礎知識
1 災害の定義
2 災害の種類と健康障害
3 災害医療の特徴
4 マスギャザリングとNBC災害への対応
5 災害と情報
6 災害看護と法律
C 災害看護の基礎知識
1 災害看護の定義と役割
2 災害看護の対象
3 災害看護の特徴
4 災害看護における倫理課題
5 災害看護活動に必要な情報
6 災害看護におけるアセスメント
D 災害サイクルに応じた活動現場別の災害看護
1 急性期・亜急性期
2 慢性期・復興期
3 静穏期
E 被災者特性に応じた災害看護の展開
1 子どもと家族に対する災害看護
2 妊産婦に対する災害看護
3 高齢者に対する災害看護
4 障害者に対する災害看護
5 精神障害者に対する災害看護
6 慢性疾患患者に対する災害看護
7 在留外国人に対する災害看護
F 災害とこころのケア
1 災害がもたらす精神的影響
2 こころのケアの基本
3 被災者のこころのケア
4 遺族のこころのケア(グリーフケア)
5 被災支援者のこころのケア
6 救援者のストレスとこころのケア
第3章 地震災害看護の展開 (池田由美子・東智子・小林賢吾)
A 発災直後から救護班として出動するまでの看護
1 災害発生直後の情報
2 出動までの対応
B 急性期の救護班における看護
1 出動
2 救護活動の実際
3 はじめての災害救護活動を終えてのまとめ
C 被災病院における災害発生直後から数日後までの看護活動
1 A赤十字病院の状況
2 佐藤看護師の状況
3 災害発生直後の被災病院における看護師の活動
4 発災から数日後の被災病院における看護師の活動
D 亜急性期の救護班における看護
1 災害発生から2週間後の状況
2 出動までの情報
3 救護活動の実際
E 慢性期・復興期の看護ケア班における看護
1 災害発生から2か月後の状況
2 出動までの情報
3 救護活動の実際
演習の解答と解説
第4章 国際看護学 (内木美恵ほか)
A 健康を取り巻く世界の情勢と国際看護
1 健康に影響する世界の課題
2 国際看護学の定義
3 国際看護学の対象
4 国際看護に関連する基礎知識
B 国際協力の基礎知識
1 国際協力のしくみ
2 国際救援・保健医療協力分野で活躍する国際機関
3 国際救援の調整
4 開発協力と関連機関
C 国際協力と看護
1 開発協力・国際救援における看護の基礎知識
2 開発協力と看護
3 国際救援と看護
D わが国における文化や制度を考慮した在留外国人への看護の実践
E 21世紀の国際協力の課題
1 人道危機に対応する新たなしくみの構築
2 これからの国際協力
第5章 災害看護学・国際看護学における教育・研究 (内木美恵)
A 災害看護学・国際看護学における教育
1 わが国の災害看護教育の発展と展望
2 国際看護を実践する人材像
B 災害看護学・国際看護学と研究
1 災害看護学と研究
2 国際看護学と研究
3 災害看護学・国際看護学の研究における倫理
巻末資料
① 応急処置・搬送法 (池田由美子)
② 救護装備と診療・蘇生・外科セット (赤池尋恵)
索引
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