一覧へもどる
雑誌詳細
看護展望
- 件名現場、問題、授業、管理、教育
- 内容看護管理者、看護教育者のための総合誌
- 保存期間永久
2024年2月号 [巻数]49 [号数]2号 [通巻番号]617
- 巻数49
- 号数2号
- 通巻番号617
- 年月号2024年2月号
- 特集記事
-
- 特 集
「報・連・相」から「雑・相(雑談・相談)」へ
心理的安全性を高める新しいコミュニケーションのかたち
編集協力・執筆=内藤知佐子(愛媛大学医学部附属病院 総合臨床研修センター 助教)
近年、円滑なコミュニケーションを行うことを目的に、「報・連・相(報告・連絡・相談)」に代わる手法として「雑・相(雑談・相談)」が注目されています。「雑・相」は「報・連・相」よりも心理的負担が少なく、先輩は雑談の中でその若手の特徴や今の困り事を知ることができ、若手は主体的に先輩に話しかけるという負担が軽減されます。そのため若手が心理的安全性を感じ、若手と先輩間のコミュニケーションが深まることで、結果、病棟全体のコミュニケーションがスムーズになります。
そこで今回の特集では、「雑・相」によって若手に心理的安全性を感じてもらうための方策について、理論から実際の活用事例を含めて解説します。
【目次】
Interview
渡邊直子
看護師として働きながら、登山家として8000メートル峰全14座制覇を成し遂げたい
特集
「報・連・相」から「雑・相(雑談・相談)」へ
心理的安全性を高める新しいコミュニケーションのかたち
編集協力・執筆=内藤知佐子(愛媛大学医学部附属病院 総合臨床研修センター 助教)
PART 1 総論
「報・連・相」から「雑・相」へ
コミュニケーション技法を変化させる必要性
倉貫義人
PART 2 TeamSTEPPS®の活用で「雑・相」の活性化につなげる
TeamSTEPPS®による心理的安全性の高め方
鈴木 純
PART 3 応答の4つの要素と活用法
心理的安全性を応答でつくる
内藤知佐子
PART 4 若手とのコミュニケーションの際に心がけるべきポイント
若手のタイプ別の接し方
内藤知佐子
PART 5 事例
相互理解による関係性の強化―師長・新人の心の距離を近くする
榮 洋介
「カフェ」からはじまる「雑・相」のチカラ
矢野明子・児島二美子
安心・安全なコミュニケーションがとれる病棟を目指して
宇野友美
心理的安全性を高めるために、「報・連・相」から「雑・相(雑談・相談)」へ。
意思疎通の転換を図ろう
尾矢博子
管 理
はじめての医療BSC入門 ⑭
BSCの医療での病院組織改革のための新しい使い方 ②
髙橋淑郎
社会を変える看護イノベーションの実際 ⑧
看護師が実施する終活とグリーフケア
高丸 慶
看護管理職YouTuber・Nバク対談 「働く」を考えるナースたちに捧ぐ ⑭
看護の職場にも取り入れたい「哲学カフェ」と語り合う場づくり
Nバク・小川仁志
病院が変わる ジェネラリストナース育成への挑戦 ②
看護職の処遇改善とジェネラリストナースの位置づけ
村田誠幸
師長なら絶対に使いこなしたい! 重要経営指標 解説&活用法 ②
1日の入院患者数を示す指標「病床利用率」と「病床稼働率」
工藤 潤
未来志向の師長が取り組む「リテンション・マネジメント」
有能な人材が定着し活躍する病棟のつくり方 ②
組織と個人の成長のシンクロを把握する
永瀬隆之
教 育
明日から使えるクリティカルシンキングの育て方 ②
「主張・事実・根拠」の3点セット
李 慧瑛・下髙原理恵
先進的な教育機関が現在進める教育&業務改革とは? 厚木看護専門学校 次の一手 ②
DXが生み出す教育現場の変容―医療DXを見据えて
五十嵐一美・長塚彩加
私のまわりのすてきな看護職 ②
病院から飛び出し、地域で挑戦する
篠原久恵・植野千冬
Nurse for Nurseコラボ企画
看護のリーダーシップ「看護エキスパート」の経験から学ぶ ②
謙虚さと共感を大切にできるリーダーとしての在り方を問い続ける
池亀俊美
【Nurse for Nurse実施報告】
「医療的ケア児・重症児等の当事者ご家族と看護職の交流会~お互いの声を聴いてみよう~」
門元記子
Z世代の私が「看護」を仕事に選ぶ理由 選ばない理由 ②
だれもが安心して子どもを産み、育てられる社会を目指して
安藤 葵・小村俊平
こころをみつめるBOOK GUIDE Vol.194
鶴見俊輔 著
『ちいさな理想』
皆藤 章
貸出・返却・予約状況
所蔵事項
- 登録番号96004687
- 貸出区分7日貸出
- 蔵書区分逐次刊行物 - 雑誌
- 所蔵館別館(看護棟)
- 配架場所雑誌架
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- ISSN1385-549X
- 国名コードJP
- 言語コードJPN
一覧へもどる