書誌詳細
紀伊國屋書店
のサイトで見る
戦前日本の「聖地」ツーリズム : キリスト・日蓮・皇室
- 著者名平山昇 [著]
- 出版者NHK出版
- 出版年2025.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号10084888
- 請求記号162.1-H
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書
- 所蔵館本館(短大C館)
- 配架場所一般
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名戦前日本の「聖地」ツーリズム : キリスト・日蓮・皇室
- 書名ヨミセンゼンニホンノセイチツーリズム
- ISBN9784140912942
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- ページ350p
- サイズ19cm
- 価格1800円+税
- 注記表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
- 件名宗教 -- 日本
観光事業 -- 日本
巡礼
聖地 -- 日本 -- 歴史 -- 1868-1945
宗教 -- 日本 -- 歴史 -- 1868-1945
観光 -- 日本 -- 歴史 -- 1868-1945
- 内容「橿原に行かざれば人にあらず」(『橿原神宮と建国奉仕隊』1940年)
〈正しさ〉をふりかざして他者を抑圧する「ふつうの人びと」が生まれるまで――無邪気な日常語の背景に「排除」の歴史を見通す!
いま「聖地」の巡礼とは宗教や漫画・アニメにかかわる「ご当地めぐり」を指し、個人の嗜好にもとづいた自由な行為だが、昭和戦前期は違った。同調しない人を非難し排除する、強い圧力を伴ったのである。
本書は、はじめは教養主義エリートの西洋への憧れから生まれ、一般大衆へと広がった「聖地」めぐりのブームが、いかに発展し、社会の中の同調圧力を生み出すに至ったかを解明する試みである。
この過程に、「全国的鉄道網の整備によるツーリズムの大衆化」が強く作用したことは、これまで看過されてきたのではないか――? 実力派の歴史家が描き出す、瞠目の日本〈感情〉近代史!