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ケアの意味を見つめる事例研究 : 看護実践の知を探求する研究方法論

  • 著者名山本則子, 柄澤清美編集 ; 「ケアの意味を見つめる事例研究」検討グループ編集協力
  • 出版者医学書院
  • 出版年2025.3

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数2
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号50012451
  • 請求記号492.907-Y
  • 貸出区分禁帯出
  • 蔵書区分図書
  • 所蔵館別館-研究室
  • 配架場所研究室(看護大)
  • 所蔵状態所蔵
  • 登録番号50012498
  • 請求記号492.907-Y
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書
  • 所蔵館別館(看護棟)
  • 配架場所推薦図書
  • 所蔵状態所蔵

  • 貸出状況 貸出可能

書誌事項

  • 書名ケアの意味を見つめる事例研究 : 看護実践の知を探求する研究方法論
  • 書名ヨミケアノイミオミツメルジレイケンキュウ
  • 著者名山本則子, 柄澤清美編集 ; 「ケアの意味を見つめる事例研究」検討グループ編集協力
  • 著者ヨミヤマモト,ノリコ
  • ISBN9784260057110
  • 国名コードja
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者医学書院
  • 出版年2025.3
  • ページxii, 209p
  • サイズ26cm
  • 価格3300
  • 注記表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
  • 件名看護学
    看護学 -- 研究・指導
    看護学 -- 方法論
  • 内容看護職者必携! 日々の看護実践の知を明らかにする事例研究の新たな方法論の提案
    現場で営まれるケア実践は、ナースの技と知が詰まった宝の山。しかし多忙な現場では、その知は暗黙知のまま日々の中に埋もれがちです。本書は、そうした実践知を独自の研究方法論により可視化して広く共有し、その知を看護学に位置づける道しるべです。研究するのはナース自身。ナースによるナースのための研究方法論です。自身の実践の意味を明らかにしたい。多くの実践から学んで活かしたい。その願いを叶える1冊です!

    目次
    第1部 「ケアの意味を見つめる事例研究」とは──どう生まれたか 何をめざしているか
     1章 すぐれた実践を共有可能にする──「ケアの意味を見つめる事例研究」の挑戦
       「ケアの意味を見つめる事例研究」にたどりつくまで
       ケア実践の知はどのようなものか
       共有可能な実践知を生むための事例研究のポイント
       「ケアの意味を見つめる事例研究」のアウトライン
       「ケアの意味を見つめる事例研究」の3つの特徴
       「ケアの意味を見つめる事例研究」の方法論的背景
       「ケアの意味を見つめる事例研究」の学術性──「厳密性」とは

    第2部 「ケアの意味を見つめる事例研究」の進め方
     2章 「ケアの意味を見つめる事例研究」にとりかかる
       事例研究を始めるのはどんなときか
       どんな実践事例を選ぶか──いくつかの前提条件
       取り上げる事例の特徴とポイント
       事例研究はチームを組んで進める
     3章 意識化/言語化──ワークシートの記述と「問われ語り」
       意識化/言語化のプロセス──データとなる事例の記述の第一歩
       「問われ語り」の実施──ワークシートを充実させ,データとなる記述を厚くする
     4章 メタファー化──キャッチコピー創りから「見出し」創り,「表」創りを経て学会発表へ
       「ケアの意味を見つめる」ことに「メタファー」を利用する
       実践の意味を見つめキャッチコピーで表してみる
       「見出し」創りから「表」創りへ──「大見出し」「小見出し」と実践の往還から事例の全体像を構築する
       「表」が完成したら学術集会で発表しよう
     5章 再ナラティブ化(文章化)──事例研究論文を執筆する
       論文の構成と執筆の方法・注意点
       緒言(はじめに)
       方法
       結果
       考察
       論文の投稿
       論文を書くためのTips
       まとめ
     6章 研究計画書の作成と倫理的配慮
       研究計画書の構成
       研究計画書作成の意義
       倫理的配慮

    第3部 「ケアの意味を見つめる事例研究」の学術性
     7章 「ケアの意味を見つめる事例研究」の学術性と査読
       「ケアの意味を見つめる事例研究」論文の位置づけ
       看護実践の事例研究の学術性
       おわりに
     8章 看護学と科学と普遍性──「ケアの意味を見つめる事例研究」から考えるケアの知
       看護学と科学
       看護に求められる知「フロネーシス」
       「ケアの意味を見つめる事例研究」の普遍性
       事例研究の「普遍性」について──河合の事例研究論から
       実践を読むことの現象学的解明──鯨岡の「エピソード記述」の論述に基づいて
       物語について──ブルーナーの議論から
       事例記述の方法について
       まとめと課題

    第4部 「ケアの意味を見つめる事例研究」の活用と展開
     9章 「ケアの意味を見つめる事例研究」を現場で使う
      CMCに取り組んだ経験
       1.「見えた」「伝わった」私たちの看護
       2.事例研究の出会いからチャレンジまで
         ──小さな看護実践に光を当ててその意味を見つめたこと
       3.事例研究を通して自分の中にコアとなる看護観を見出す
       4.実践を論文にまとめることの醍醐味
      組織でCMCを使う
       1.事例検討から始める事例研究──ラダー研修(さいたま赤十字病院)
       2. 専門看護師による事例研究(東京女子医科大学)
       3. 退院カンファレンスにおける活用(台東区立台東病院)
       4. 訪問看護における活用(ケアプロ訪問看護ステーション東京)

    あとがき
    索引

    COLUMN
     ワークシートへの記述の例
     よい「問い手」になるために