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書誌詳細

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家族看護学

  • 著者名上別府圭子著者代表
  • 出版者医学書院
  • 出版年2024.1

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号40002759
  • 請求記号492.9-K-第2版
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書
  • 所蔵館別館(看護棟)
  • 配架場所シラバス
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • 書名家族看護学
  • 書名ヨミカゾクカンゴガク
  • 著者名上別府圭子著者代表
  • 著者ヨミカミベップ,キヨコ
  • 叢書名系統看護学講座
  • 叢書番号別巻
  • 第2版
  • ISBN9784260053082
  • 国名コードja
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者医学書院
  • 出版年2024.1
  • ページ10, 307p
  • サイズ26cm
  • 価格2530
  • 注記その他の著者: 井上玲子, 新井陽子, 浅野みどりほか
    参考文献: 章末
  • 件名看護学
    家族看護学
    家族看護学
  • 内容医療の地域移行に伴って重要となっている家族看護学について、看護基礎教育向けとして適切な内容をコンパクトにまとめました。
    家族看護学の基礎となる、家族発達理論・家族システム論・家族ストレス対処理論や、現代の多様な家族のあり方について、ていねいに解説しています。
    家族を「見える化」して考えるため、ジェノグラムやエコマップについて豊富な図とともに解説しています。今改訂では、複数の家族成員のライフサイクルを図示し、家族を時間横断的にとらえるための方法を盛り込みました。
    第4章で汎用的な家族看護過程を展開する方法を学んだあと、第5章では成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、地域・在宅看護学・災害看護学など、さまざまな分野における多様な家族の事例を展開し、それぞれの家族看護実践について学ぶことができます。

    目次
    第1章 家族看護とは
     A なぜ家族看護を学ぶのか
      1 家族のかたちの変化に伴う問題への支援
      2 医療の高度化・専門化に伴う家族への支援
      3 看護職者自身がもつ家族イメージのかたよりの理解
     B 家族看護の特徴と理念
      1 家族看護の特徴
      2 家族看護学の誕生と発展
      3 家族看護の目ざすところ
     C 家族看護の実践の場面
      1 家族成員が疾患や障害をもつ家族
      2 ライフサイクルと家族
       a 家族のライフサイクル
       b 家族の発達段階
      3 地域と家族

    第2章 家族看護の対象理解
     A 家族とは
      1 隣接領域における家族のとらえ方
      2 看護学からみた家族のとらえ方
      3 家族の健康とその支援
     B 家族構造
      1 家族構造とは
      2 血縁関係・親族関係を把握する方法
      3 家族と家族外の関係性を把握する方法
      4 家族のライフサイクルを可視化する方法
      5 チーム医療での活用
     C 家族機能
      1 家族の育児機能
      2 家族のセルフケア機能
      3 社会における家族機能
      4 社会の変化に伴う家族機能の変化
      5 家族機能を把握するためのモデルと方法
     D 現代の家族とその課題
      1 現代家族の様相
       a 家族構造・形態の変遷
       b 家族の多様性
      2 現代家族のかかえる課題

    第3章 家族看護を支える理論と介入法
     A 家族を理解するための理論
      1 家族発達理論
      2 家族システム理論
     B 家族の変化を把握するための理論(家族ストレス対処理論)
      1 ABCXモデルとジェットコースターモデル
      2 二重ABCXモデル
      3 家族ストレス・順応・適応の回復モデル
     C 家族に変化をもたらすための介入
      1 家族療法
       a 現実の家族に介入し機能を高める家族療法
       b その他の家族療法
      2 家族と協働するための支援
      3 ファミリー-センタード-ケア

    第4章 家族看護展開の方法
     A 家族看護過程とは
      1 家族看護過程において重要な視点
      2 家族看護過程の枠組み
     B 家族看護の実践
      1 情報収集
       a 収集する情報
       b 情報収集の技術
      2 家族アセスメント
       a 情報の整理
       b 情報の統合・分析
      3 家族の看護問題の明確化
      4 家族看護計画の立案
       a 家族看護目標
       b 家族看護計画
      5 家族看護の実施
       a 家族看護の実施における看護職者の役割
       b 家族看護の実施の具体的な方略
      6 家族看護実践の評価
      7 家族看護と地域連携
     C さまざまな家族アセスメントモデル
      1 フリードマンとハンソンのアセスメントモデル
      2 鈴木のアセスメントモデル
      3 カルガリー家族看護モデル
      4 家族看護エンパワーメントモデル
      5 渡辺式家族アセスメント・支援モデル

    第5章 事例に基づく家族看護学の実践 
     A こころの問題をもつ妊婦の外来支援:家族形成期の家族看護
      1 妊婦の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     B 医療的ケア児の退院支援:発展期の家族看護
      1 医療的ケア児の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     C 先天性心疾患児の移行期支援:葛藤期の家族看護①
      1 患者の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     D 脊椎損傷患者の急性期支援:葛藤期の家族看護②
      1 患者の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     E パーキンソン病患者の外来支援:充実期の家族看護
      1 患者の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     F 療養型施設における認知症患者の支援:継承期の家族看護①
      1 患者の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     G 在宅で終末期を迎える患者の支援:継承期の家族看護②
      1 患者の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ
     H 災害から復興する時期の家族への支援
      1 災害時の家族の特徴
      2 事例紹介
      3 家族アセスメント
      4 援助の方向性
      5 まとめ