書誌詳細
三島由紀夫論
- 著者名平野啓一郎著
- 出版者新潮社
- 出版年2023.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計3
所蔵事項
- 登録番号10082944
- 請求記号910.26-H
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 【10】
- 所蔵館本館(短大C館)
- 配架場所学生選書
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- ISBN9784104260102
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- ページ670p
- サイズ20cm
- 価格3400円 (税別)
- 注記主要参考文献: p667-670
初出一覧: p[671]
- 内容最後の作品『豊饒の海』で、なぜ三島は転生や唯識論を盛り込んだ、長大かつ難解な物語を書いたのか?そして、楯の会とは何だったのか?―三島が命を絶った45歳に近づいた著者は、少年時代以来の疑問を解くべく、膨大な作品群と向き合い、その生と死の必然性を「テクストそのもの」の中から見出してゆく。『仮面の告白』、『金閣寺』、『英霊の声』、『豊饒の海』の4作品の精読を通して、文学者としての創作活動と、「天皇主義者」としての行動とを一元的に論ずる。執筆開始から23年、実証性に裏づけられた透徹した分析と考察、実作者ならではの理解によって、三島の生涯と思想をスリリングに解明する決定版三島論。