内容成人・老年看護で対象となる機能障害のすべてを網羅!看護診断・看護計画を作成する際に役立つ一冊!各機能障害について、総論としてメカニズム、原因・症状、病態関連図、考えられる問題点、目標・成果、援助方法を明示。各論として術後等の状況設定別に、「呼吸・循環・生体防御」について看護の思考プロセス、病態関連図、看護計画を解説した。実習に最適なガイド。 目次 第I章 呼吸機能障害と看護 1 呼吸機能障害 A 呼吸機能が障害を受けたとき B 気管支喘息により気道狭窄の生じる患者の看護 C 慢性気管支炎による過剰な粘液分泌が換気障害をもたらす患者の看護 D COPDによって、換気・拡散障害が慢性的に持続している患者の看護 E 特発性間質性肺炎(IIP)によりガス交換機能障害のある患者の看護 F 肺循環障害により肺水腫が生じた患者の看護 G ALSにより呼吸運動に障害のある患者の看護 H 呼吸運動に制限のある患者(気胸による制限)の看護 I 肺がんの術後、呼吸運動に制限を受けている患者の看護 第II章 循環機能障害と看護 1 心臓ポンプ機能障害 A 心臓ポンプ機能が障害を受けたとき B 急性冠症候群(ACS)で経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受ける患者の看護 C 心筋梗塞および狭心症で冠動脈バイパス術(CABG)を受ける患者の看護 D 弁膜症で弁置換術を受ける患者の看護 E 不整脈で薬物療法を受ける患者の看護 F 不整脈でペースメーカー植込み術を受ける患者の看護 G さまざまな原因で心不全を起こした患者の看護 2 血流機能障害 A 血流機能が障害を受けたとき B 高血圧で生活指導が必要な患者の看護 C 閉塞性動脈硬化症で血栓除去術を受ける患者の看護 D 貧血による血流機能障害(酸素運搬機能障害)のある患者の看護 第III章 生体防御機能障害と看護 1 生体防御機能障害 A 保護(バリア)機能が障害を受けたとき B 褥瘡をもつ患者の看護 C 感染リスクの高くなる侵襲的処置を受ける患者の看護 2 免疫機能障害 A 免疫機能が障害を受けたとき B ステロイドパルス療法を受け、易感染状態にある患者の看護 C 免疫機能の安定化(増悪因子の回避)のために生活調整が必要な患者の看護 D 隔離を要する肺結核患者の看護 E 化学療法を受け易感染状態にあるADLが低下した患者の看護 3 止血機能障害 A 止血機能が障害を受けたとき B 出血傾向のある患者の看護