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書誌詳細
再販制度と独占禁止法
- 著者名宮沢厚雄著
- 出版者樹村房
- 出版年2021.8
所蔵事項
- 登録番号10080421
- 請求記号024.1-M
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書
- 所蔵館本館(短大C館)
- 配架場所図書館学
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- 書名再販制度と独占禁止法
- 書名ヨミサイハンセイドトドクセンキンシホウ
- ISBN9784883673551
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- 内容図書館で働く人にとって存外に知る機会の少ないのが出版業界です。隣り合わせといえる世界だからこそ取り扱う資料(商品)が重なるからこそ知っておきたい核心事項がそこにはあります。図書館業務に欠かせないシリーズ“出版キイノート”。トピック単位で読みやすい分冊形式。本書のテーマは「再販制度と独占禁止法」です。
目次
1 再販制度を定義し、資本主義のもとでは特例的な商慣行であることを確認します。
2 独占禁止法は、経済活動における競争の原則に、違反する行為を禁じる法律です。
3 日用ブランド品と著作物の再販制度が、独占禁止法の適用除外措置となります。
4 公正取引委員会が、世論の動向や米国の圧力を受け再販制度見直しに着手します。
5 日用ブランド品に対する指定再販制度は、1997年3月で事実上の廃止となります。
6 法定再販は、公正取引委員会と関係業界とで、1990年代に大論戦となります。
7 著作物六品目に対する法定再販の制度は、2001年に「当面存置」の結論を得ます。
8 再販制度のもとでの割引行為と、再販制度容認の「正当な理由」を紹介します。
9 参考までに、新聞業界には再販制度に加えて「特殊指定」という規定があります。