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書誌詳細
東京のヤミ市
- 著者名松平誠 [著]
- 出版者講談社
- 出版年2019.10
所蔵事項
- 登録番号00201557
- 請求記号672.13-M
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書
- 所蔵館本館(短大C館)
- 配架場所講談社学術文庫
- 所蔵状態所蔵
書誌事項
- ISBN9784065171158
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- 注記本書の原本は1995年に『ヤミ市 幻のガイドブック』としてちくま新書より刊行された
主要参考文献: p191-192
ヤミ市年表: p193-204
ヤミ市キーワード集: p205-209
シリーズ番号はジャケットによる
- 件名東京都 -- 商業 -- 歴史
東京都 -- 風俗
日本 -- 社会 -- 歴史 -- 昭和時代
日本 -- 風俗・習慣 -- 歴史 -- 昭和時代
- 内容新宿、渋谷、新橋、池袋、上野……焼け跡となった街に、ふたたび人とモノがあつまり、立ち上げられたマーケット。「戦後東京」の原風景を形づくったと語られ、いまや歴史の中に霞みつつあるヤミ市とは、いったい何だったのか。
食べるものも着るものも「あるべきところにあるべきものがない」敗戦直後、人々は統制経済の網の目をかいくぐり、生きるための商いを、そこで営んだ。ゴザの上に芋を並べた露店は、やがて電気ガス水道をそなえた商店となり、カストリと焼き鳥の飲み屋ができ、ありとあらゆる雑貨が流れ込んでゆく。そうして日々の暮らしを立て直そうとする庶民たちの「復興」は、テキ屋たちのプロデュースにより加速され、巨大な盛り場を生み出していった。
丹念なフィールドワークにより都市生活文化の探究を続けてきた著者が、ヤミ市のリアルな姿を蘇らせる!