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書誌詳細

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からだの中の化学

  • 著者名立屋敷哲著
  • 出版者丸善出版
  • 出版年2017.3

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号50007435
  • 請求記号491.4-T
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書
  • 所蔵館別館(看護棟)
  • 配架場所一般
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • 書名からだの中の化学
  • 書名ヨミカラダノナカノカガク
  • 著者名立屋敷哲著
  • 著者ヨミタチヤシキ,サトシ
  • ISBN9784621301418
  • 国名コードja
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者丸善出版
  • 出版年2017.3
  • ページxiv, 206p
  • サイズ26cm
  • 価格2800円+税
  • 注記参考文献: p196
  • 件名生化学
  • 内容自分が食べたものが、からだの中でどのように化学反応し、私たちの身となり健康を支えているのか、からだの中で起こる現象と化学を結びつけて、生命現象を深く勉強(栄養学や食品学、生化学や分子生物学、生理学など)するために必要な化学の基礎をつかむことができます。化学的基礎がからだの仕組みや消化・吸収、代謝、栄養などとどうつながっているの?自分のからだの中で起こっていることは化学的にどういうことなの? 基礎から応用へしっかり解説していきます。
    目次
    表紙
    元素の周期表
    キーワードと基本知識
    はじめに
    目次
    序 からだの不思議 - もう一つの目次
    1 なぜ食べるのか : 理由・その1 代謝・同化
    1.1 なぜ, 何のために食べるのか
    コラム 元素の循環と生態系
    コラム 独立栄養生物 ( 植物 ) と従属栄養生物 ( 人間・動物 )
    コラム メタボ ( メタボリックシンドローム ) とは何か
    1.2 からだの構成と元素・原子・分子 : からだの階層構造
    1.3 からだはさまざまな元素の原子からできている
    化学の基礎1 原子と元素, 原子の大きさ
    元素と周期表
    化学の基礎2 周期表の族番号, 族名
    化学の基礎3 元素の周期表と原子の構造
    コラム 周期表のまとめ
    1.4 イオン : 物質の第二の構成要素
    1.4.1 イオンとは何か
    1.4.2 からだの中のイオンとその存在場所, 役割
    1.4.3 イオンの化学式・価数と名称
    化学の基礎4 イオンのでき方
    化学の基礎5-1 イオンの名称の付け方 ( 命名法 )
    1.4.4 イオン性化合物 : 塩, 酸化物
    コラム 体内における骨, 歯以外のカルシウム塩の生成
    コラム 他の生物におけるイオン性化合物と地球環境
    コラム 栄養素としての微量ミネラル元素
    1.4.5 イオン性化合物・塩の化学式の書き方, 名称の付け方
    1.4.6 多原子イオンとその塩
    化学の基礎5-2 イオン性化合物・塩の化学式の書き方
    化学の基礎5-3 イオン性化合物の名称の付け方
    1.5 分子 : 物質の第三の構成要素
    1.5.1 からだの中の分子・有機化合物を概観する
    1.5.2 分子の構造 ( 有機化学の基礎の基礎の学習 )
    化学の基礎6 分子の構造式が書けるようになる
    1.5.3 飽和炭化水素・アルカン
    1.5.4 アルキル基とは [ 重要 ! ]
    化学の基礎7 有機化合物命名法の基本・数詞とアルキル基
    1.5.5 分岐炭化水素とその命名法 [ 重要 ! ]
    1.5.6 脂環式飽和炭化水素・シクロアルカンと芳香族炭化水素
    1.5.7 化学構造式の略記法 ( 線描構造式 )
    1.5.8 13種類の有機化合物群
    コラム 生化学・食品学・栄養学で学ぶカルボン酸
    1.5.9 13種類の有機化合物群の名称とその一般式, 代表的化合物 ( 化学の基礎8 )
    1.5.10 有機化合物の命名法のまとめ [ 重要 ! ]
    1.5.11 複雑な化合物をどのように理解するか
    1.6 タンパク質・アミノ酸, 脂質, 糖質 : からだの構成成分
    1.6.1 生体内の分子 - 1 : タンパク質と筋肉・酵素
    コラム タンパク質の変性とは何か
    1.6.2 生体内の分子 - 2 : 脂質と細胞膜
    1.6.3 生体内の分子 - 3 : 糖質・生命活動のエネルギー源
    コラム デンプンとセルロースの違い
    コラム もち米とうるち米の粘り気の違い
    2 なぜ食べるのか : 理由・その2 代謝・異化 酸化還元と食物の熱量・エネルギー
    2.1 なぜ, 食べても, 食べた物の重さだけ体重が増えないのか
    2.2 呼吸とは何か, なぜ呼吸するのか
    2.3 なぜ水を飲むのか, なぜ排尿するのか : からだの中での水の役割 - 運搬と排泄
    化学の基礎9 酸化還元の定義
    コラム からだの中の水の役割
    2.4 化学反応と反応熱・熱化学方程式 : 食物の熱量は食物の燃焼熱
    化学の基礎10 反応式の書き方 ( 2 H2 + O2→2 H2Oを例とした係数の求め方 )
    コラム 反応熱とは何か
    2.5 ヘスの法則 ( 総熱量保存則 ) : 食物の燃焼熱から, 体内における食物代謝の熱量計算ができる理由, 熱量計算の原理
    コラム 化学反応式と呼吸商 ( RQ )
    コラム ヒトの安静時エネルギー代謝量 ( cal / d )
    コラム 物理的燃焼値と生理的燃焼値
    2.6 反応熱の実体は何か : 反応熱と結合エネルギー
    2.7 エネルギー保存則とエネルギーの相互変換
    2.7.1 エネルギー保存則と熱の仕事当量 ( 熱エネルギー, 物理的仕事, 運動エネルギーの相互変換 )
    コラム ジェットコースターの運動
    コラム カロリーとジュール - 熱エネルギーの単位とその等価性
    コラム 熱と仕事との関係 - ジュールの実験とジュール熱
    2.7.2 生命活動のエネルギー
    コラム 生命活動におけるエネルギー変換
    3 消化・吸収・運搬・代謝 : からだの中の酸と塩基, 水と油, 気体, 代謝反応
    3.1 からだの中の酸と塩基, 中和反応
    3.1.1 からだの中の酸 : 胃はなぜ酸性か
    化学の基礎11 酸の種類と価数, 酸の解離と多原子イオン
    コラム CO2と酸性雨, 炭酸飲料
    3.1.2 からだの中の塩基 : 小腸・大腸はなぜ塩基性 ( アルカリ性 ) か
    化学の基礎12 酸と塩基の中和反応
    コラム 中和と中和反応式
    3.2 からだの中の水と油 : 溶液と溶質の性質
    3.2.1 水に溶けない脂質・油脂はどのようにして消化・吸収されるのだろうか
    3.2.2 親水性と疎水性, 疎水性相互作用
    3.2.3 せっけん ( 界面活性剤 ) の性質 : 短鎖・中鎖・長鎖脂肪酸と臨界ミセル濃度 ( cmc ), クラフト点
    3.2.4 水に溶けない脂質は体内でどのように運搬されているか
    コラム からだとせっけんの関係のまとめ
    3.3 酸素と二酸化炭素の交換と輸送 : 呼吸の仕組み
    3.3.1 圧力とは
    3.3.2 呼吸と潜水病, 高山病, 気体の法則
    コラム 呼吸の仕組みとボイルの法則
    コラム 潜水病と高山病
    3.3.3 ガスの運搬と交換の仕組み
    3.3.4 胎児は母体の血液からどのようにして酸素を得ることができるのか
    3.4 食べた物はどのように変化するのか
    3.4.1 臓器 ( 肝臓, 消化器, 循環器, その他 )
    3.4.2 消化器と酵素 : 胃, 小腸における消化 ( 加水分解反応 ) と生成物
    3.4.3 肝臓 : 肝心要 ! からだの中でもっとも重要な化学工場 ( 生化学反応の反応場 )
    3.4.4 体内の生化学反応 ( 同化, 異化 ), 食品の反応
    コラム 電子伝達系と酸化還元反応
    4 からだの恒常性 ( ホメオスタシス )
    4.1 血液のpHはなぜ一定か
    4.1.1 pH
    化学の基礎13 pH ( ピーエイチ, ピーエッチ )
    4.1.2 血液, 組織液, 細胞内液のpHは一定 : 緩衝液
    4.1.3 平衡定数と緩衝液
    化学の基礎14 化学平衡と平衡定数
    4.2 ヒトは食塩がなくてはなぜ生きられないのか
    溶液の性質・浸透圧の一定性
    コラム メック mEq
    コラム 浮腫と脱水症
    コラム 腎臓の役割と仕組み
    4.3 体温はなぜ一定か : 恒温動物と変温動物 - 反応速度と反応速度定数
    4.3.1 変化の速さ
    コラム 体温維持の仕組み
    4.3.2 ヒトの体温が一定である理由 : 反応速度の温度依存性
    5 情報伝達 : 神経・ホルモン・免疫・遺伝と化学の原理 - 電池, 分子間力
    5.1 神経情報の伝達はどのように行われるのか : からだの中には電池がある ?
    5.1.1 外部刺激への応答・神経伝達の仕組み
    5.1.2 シナプスと神経伝達, 神経伝達物質 : 神経系の分子による神経伝達の制御
    5.1.3 神経系によるからだの制御
    5.2 ホルモンによるからだの制御と化学の原理
    5.3 免疫 : 抗原抗体反応, 免疫と分子間相互作用
    5.3.1 リンパ ( 液 )
    5.3.2 免疫 : 自然免疫と適応免疫
    5.3.3 適応免疫 : 細胞性免疫と体液性免疫
    5.4 遺伝情報はいかにして伝達されるのか : 子が親に似る仕組みと水素結合
    5.4.1 遺伝情報の伝達
    5.4.2 遺伝情報とタンパク質合成の仕組み ( DNA→RNA→タンパク質 )
    付録1 モル, モル濃度, 中和滴定, 密度, さまざまなパーセント濃度, 希釈
    6.1 物質量・モルとモル濃度, モル計算
    6.1.1 物質量・モルとは何か
    6.1.2 質量 ( g ) から物質量 ( mol ), 物質量から質量を求める ( g→←mol )
    6.1.3 モル濃度 ( mol / L )
    6.2 中和反応 : 中和滴定と濃度計算
    6.2.1 中和とは
    6.2.2 中和滴定法による濃度の求め方
    6.3 密度 : 密度 ( 比重 ) と体積
    6.4 さまざまなパーセント濃度
    6.5 溶液の希釈
    付録2 有機化合物の性質を理解するための基礎概念 : 化学結合, 分子間相互作用, 立体異性体
    7.1 原子の電子配置とイオンの生成, 共有結合と配位結合
    7.1.1 原子の電子配置とイオンの生成
    7.1.2 共有結合
    7.1.3 配位結合とアンモニア, アミンの塩基性
    7.1.4 アミノ酸の双性イオンと等電点
    7.1.5 多重結合とその反応性
    7.1.6 芳香族性
    7.2 共有結合の極性と電気陰性度
    7.2.1 極性分子と無極性分子
    7.2.2 水の性質と水素結合
    7.2.3 カルボニル基の反応性と極性 ( π結合の分極 )
    7.3 分子間相互作用・分子間力
    7.3.1 静電的相互作用
    7.3.2 ( 電気 ) 双極子相互作用
    7.3.3 水素結合
    7.3.4 分散力 ( ロンドン力 )
    7.3.5 ファンデルワールス力
    7.3.6 疎水性相互作用
    7.4 立体異性体
    7.4.1 シス - トランス異性体 ( 幾何異性体 )
    7.4.2 アミノ酸・糖と光学異性体
    参考文献
    索引
    奥付