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書誌詳細
人間にとって健康とは何か
- 著者名斎藤環著
- 出版者PHP研究所
- 出版年2016.5
所蔵事項
- 登録番号40000605
- 請求記号493.79-S
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書
書誌事項
- 書名人間にとって健康とは何か
- 書名ヨミニンゲンニトッテケンコウトワナニカ
- ISBN9784569830841
- 国名コードja
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者PHP研究所
- 出版年2016.5
- 注記「健康は生成する」というタイトルで、雑誌『Voice』に2015年4月号から2016年3月号まで掲載された連載を、加筆修正してまとめたもの
- 内容近年、医学界では健康の考え方にパラダイムシフトが起きている。病気の原因を探る「疾病生成論」から、健康の原因を探る「健康生成論」へ。そこで人間が「健康」であるとは、どういうことか。本書ではSOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラーや日本軍、ひきこもりなど多彩な例を横軸にして、斬新な「健康論」が展開されていく。さらに著者は問う。なぜ「世界一幸福だ」とはいうが、「世界一健康だ」とは誰もいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福のパラドクス」の謎も読了後には氷解し、目前には「健康と幸福」の新世界が広がっていることだろう。
目次
現代医学の大転換―「健康生成論」の時代
「心の健康」尺度の筆頭格・SOCとは?
SOCの首尾一貫性、レジリエンスの柔軟性
「悪」のレジリエンスと日本のヤンキー文化
なぜ日本文化のレジリエンスは高いのか
レジリエントなシステム・三つの特徴
『失敗の本質』に学ぶレジリエントな組織
「ひきこもりシステム」のレジリエンス
混乱期には「病んだリーダー」が活躍する
レジリエンスを高める「幸福の法則」
ポジティブ心理学―幸福からウェルビーイングへ
「健康」と「幸福」の関係に潜むパラドクス